Art Spot Korin

京都祇園古門前にある小さなギャラリーです。どうぞお気軽にお立寄りください。

「TEXTILE EXHIBITION縫い展 2019」2019年12月10日(火)〜22日(日)15:00〜19:00(最終日18:00迄)月曜日休廊*終了しました

ご高覧頂きました皆様に心から感謝です。ありがとうございました。

TEXTILE EXHIBITION

縫い展 2019

井上 由美(Yumi Inoue) / 大島 奈王(Nao Oshima) / 郷間 夢野(Yumeno Goma) / 中川 裕孝(Hirotaka Nakagawa) / 本田 昌史(Honda Masashi) / 村上 恵(Megumi Murakami)

 

2019年12月10日(火)〜22日(日)

15:00〜19:00(最終日18:00迄)

月曜日休廊

 

・作品:

「テキスタイルが綴るミラクルワールド」

現代アートの文脈において素材としてテキスタイルを使う世界的な作家たちの場合、多くは環境芸術ともいえるインスタレーションのアーティストたちだ。

代表的な作家としては、アメリカのクリスト&ジャンヌ=クロード、ブラジルのエルネスト・ネト、韓国のス・ドホ、日本の塩田千春がいる。いずれも大量の布や糸を駆使して構成するインスタレーション空間に圧倒され、そのスケール感は驚愕に値する。ここで言えることは、テキスタイルという素材が持つ特性が、空間を構成するのに適し、限りなく自由だということだ。極めて高い自由度を持つテキスタイルは、精神の自由や表現の自由を具現化するのに適しているといえよう。その自由度を獲得するために必要なものとして布と布をつなぎとめる、縫うという行為や作業が不可欠になってくる。

しかし、小さな作品にも大きなイメージと精神の自由が織り込まれているものもある。スケール感は物理的な大きさではない、精神性のスケール感とも言える。以前のテキストにこんなことを書いたことがある。

「縫う」という行為自体が、作家にとって精神の解放であり、自由な感性表現の探求にほかならない。日常的な布たちが、非日常的な世界を演出する時、私たちは驚愕と共にその独創性に感銘を受ける。

「縫う」ことの意味は、テキスタイルのアーティストにとって素材や技法への愛の深さと共に生きる喜びを感じる瞬間だともいえよう。

愛と日常性に満ちたテキスタイルを「縫う」という行為で私たちを非日常の世界へ誘う本展。布がアートに変わる瞬間を目撃したい。そのミラクルワールド

は永遠で不滅である。

加藤義夫(キュレーター/美術評論家)

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投稿日: 12月 3, 2019 投稿者: カテゴリー: アーティスト情報

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